2023/05/26 11:31
日本では、スーパーフードとして知られていることが多いモリンガ。
葉を粉末にし、お茶で飲んだことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、まだまだ知られていないモリンガの魅了についてご紹介していきます。
モリンガは熱帯・亜熱帯地域で栽培され、成長が早く干ばつにも強い頼もしい植物です。
葉は年に3~4回も収穫され、種子・根・茎・花などが様々な目的で利用され、
捨てるところがない利用価値の高い植物でもあります。
魅力1:栄養豊か
モリンガには生物に必要なアミノ酸や、ビタミン・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールなどの他にも
ベヘン酸・パルミチン酸など多くの脂肪酸が含まれており、可食植物の中で最も優秀だと言われています。
例えば、ビタミンAはにんじんの10倍、カルシウムは牛乳の16倍、鉄分はほうれん草の28倍、
食物繊維はレタスの28倍、ポリフェノールは赤ワインの8倍といった具合です。
途上国では「緑のミルク」とも呼ばれ、飢餓や栄養失調を救う植物として世界から注目されています。
その栄養の豊かさから、FAO(国連食糧農業機関)では、モリンガの植栽を推奨する程。
発展途上国で子どもたちと一緒にモリンガを栽培する活動もはじまっています。
魅力2:二酸化炭素吸収量
一般的に二酸化炭素をよく吸収する杉の10倍以上吸収すると言われています。
人間一人が1年間で出す二酸化炭素を、モリンガの木2本で吸収してくれると言われています。
日本にもっとモリンガの木が増えたら良いのに、、、と思ってしまいますが、
寒冷地では育たないのがモリンガの唯一の弱点でしょうか。。
魅力3:汚水浄化
これはわたしたちも驚いたのですが、モリンガの種の抽出物は汚水を浄化する力があります。
農業学会の研究でも発表されていますが、わたしたちが簡易的に行った実験でも泥水が澄んだのを確認できました。
これも途上国で飲料水や生活用水の確保に応用が期待されています。
この様に、人間にも環境にもメリットのある植物なんて、驚きですよね。
世界最古の長寿科学といわれるアーユルヴェーダでも重要なオイルとして伝えられているのがモリンガの種から採れるオイル。
クレオパトラも美容のために愛用したと伝えられています。
MINT&BALMYは、太陽の恵みをたっぷりと浴びたタイの有機栽培から提供された
オーガニックモリンガシードオイルをスキンケア製品に配合しています。
MINT&BALMYのアイテムを通して、モリンガという植物の素晴らしさを
多くの方に知っていただけると嬉しいです。